“鋳物(いもの)”という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、ドロドロと溶けた鉄を何だかけったいな入れ物に流し込んで製品が作られている様子の映像や写真を見たことはありませんか?
それが“鋳物(いもの)”の製作工程です!
鋳物(いもの)とは
金属は高温にさらすと溶けて液体になります。その溶けた金属を砂などで固めて作った型に流し込み、冷やし固めて出来た製品を“鋳物(いもの)”と言います。
さらに、鋳物を作る工程を“鋳造(ちゅうぞう)”、溶けた金属を流し込む型を“鋳型(いがた)”と呼びます。
鋳物製品のメリット
一度型を作れば、あとは溶けた金属を流し込むだけなので、複雑な形状の製品を安価で大量生産できるのが、鋳物のメリットです。鋳鉄鋳物(ちゅうてついもの)
『鋳物=ドロドロとした溶けた鉄を型に入れて冷やし固めた製品』ということはご理解頂けたと思いますが、鋳物業界では、この鉄のことを“鋳鉄(ちゅうてつ)”と呼びます。鋳鉄は主に鉄と炭素の合金であり、成分や配合を変えることよって、様々な用途に適した鋳物製品へと形を変えます。
詳細はこちらの記事にて紹介していますので是非読んでみてください!
身近な鋳物製品
日常生活で鋳物製品を見かけないや、、、と思った方!今日、既に街中や家の中で、鋳物製品に出会っているかもしれません。
街中で見る代表的な鋳物はマンホール、消火栓、郵便ポストなどがあります。
著者の「意外だった鋳物製品」はETCゲートのアーチ部分!
鋳物製品だと知った今、高速道路を通る際、少しワクワクしてしまいませんか?
家の中で見かける代表的な鋳物ですと、スキレットや鍋、風鈴が有名どころです。
著者の意外な鋳物製品は蛇口!
金属で成形した製品なので、ここまで記事を読めば蛇口が鋳物だと納得がいきます・・・!
神栄株式会社は、ベトナム・タイのローカル協力工場から鋳物及び金属製品を輸入販売しております。ベトナムから8年、タイからは約40年以上の輸入実績があり、豊富な経験を持つスタッフを多数有しています。
リスクヘッジとコストダウンとして、ベトナム・タイからの調達をご検討頂きますようお願いいたします。
今後も現地スタッフと連携し、引き続き貿易、生産、コスト低減、リスクヘッジなど、鋳物CHINA+ONEでお客様により良いサービスを提供できるように、努力をしていきたいと思いますので、是非、タイ、ベトナムにお越しの際は、現場の視察に足を運んで頂ければ幸いです!