神栄鋳物歴史のご紹介(前編)~中国仕入からの撤退~
こんにちは!神栄の佐田です。
私ごとですが、先々週京都の祇園祭に行って参りました!!
15日の土曜日は宵々山(祭り一番の目玉である山鉾巡行の2日前)でどこを見ても人、人、人。。。。
その日だけで約28万人!?の来場があったようです。
祇園祭の歴史を調べてみたところ、起源は平安時代初期、今から千年以上も遡るとのこと。
当初は、疫病を鎮める神事として始まったものが、年月を経るうちに人々の生活や福祉、さらにはその地域の文化や伝統を表現する大規模な祭りへと発展したようです。
千年以上も前の人々の祈りや願いから始まった祭りが、鋳物同様で今もなお受け継がれていることに何か感慨深いものを感じ、
当社のCHINA+ONEの歩みを振り返ってみましたので、神栄鋳物の歴史を紹介させていただきたいと思います!
鋳物事業開始
神栄の鋳物事業は今から約40年以上前、お客様と共に中国各地のメーカーから調達を開始しました。当時、当社はシルク貿易で改革開放前から中国の友好商社に指定されており、
その背景も使いながら、仕入先を選定したと聞いています。
中国もまだまだ未発展の段階で、仕入先に訪問する飛行機や汽車
チケットを入手することすら、大変な苦労があったらしいです。
更に、約35年以上前からは、タイからの調達がスタートし順調に輸入量を増やしていきました。
タイの仕入先とは、今でも主力仕入先として取引を継続出来ていますので、
CHINA+ONEの先駆けだったのかも知れません。
中国仕入からの撤退
中国からの仕入れは10年程継続したものの、
中国の発展に伴うモータリゼーションの到来で、主力仕入先との取引が困難になりました。
品質も不安定となる中、当社もお客様に満足頂けるサービスを提供できることが出来ず、
中国仕入れから撤退をせざるを得ませんでした。
私どもに何が足りなかったのか?お客様に求められているものは何か?
もう一度考え直すことにしました。
次号では貿易機能に加え、現場での生産管理、技術、体制、機能を持つことで、
もっとお客様から評価していただけるのではないか、との思いからスタートした
チャイナプラスワンベトナム進出についてご紹介させていただきたいと思います。
次回、起死回生の第三国!チャイナプラスワンの取組みをお楽しみに!
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